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『知ってましたか』日本一の高成績投信 JOYTEX 「お大尽への道」シリーズ

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「JOYTEX」のロゴ「お大尽への道」シリーズ『知ってましたか』
日本一の高成績投信

Last Update : Nov.21,'14


《 「日本一の高成績投信」とは「澤上ファンド」 》

「日本一の高成績投信(投資信託)」と称されているのは「澤上篤人(さわかみあつと)」氏(「さわかみ投信」代表取締役)が運営する投資信託、通称「澤上ファンド」ですが、氏の長期投資法にはウォーレン・バフェット氏の投資法に相通ずるところがあります。

氏は「相場を追い掛けていては意外と儲からない、世界経済を応援しよう、パイが大きくなれば利益は後から付いて来る、結果として皆が良くなればいいじゃない、どういう会社を応援するかはこの会社が無くなっては困るという会社、人々の生活を支えている会社はある、先ず応援する会社を選ぶ、そしてその会社の株価が暴落したらとことん買う、景気が良くなって『にわか応援団』が出て来たら薄く売って行く、こうやって儲けを積み上げながら次なる暴落のタイミングを待つ、世界経済の成長を自分たちが思い描く物、環境(エコ)関連とか、2人3脚で健全なる成長を目指す会社を選びたい。」と。

又「長期投資のファンドなので短期に狙わない、目先の利益を追わない、そういうファンドを望む人はよそ(のファンド)へ行って下さい。」とも。


《 「澤上ファンド」の投資理念:景気循環投資 》


(1) 大きな好・不況の波に合わせて株を買い、そして売る、そのリズムを何よりも大事にする。
   (短期で値上がり益を狙う相場追い掛け型デイトレードや、買った株の「売り目標値」を決めてそこに到達したら売るという投資はやらない。
    それをやると長期投資の大きなリズムを忘れてしまうそうです。)

(2) 「好景気から景気後退に向う時期の投資」は債権投資に資金を回す。
   (この時期は金利が高く、企業の投資意欲が減退し業績が悪化しがちなので、このような時期には株は絶対に買わず、高利回りの債権〔国債・社債〕が安く買えるので債権投資に資金を回すそうです。)

(3) 「景気後退とともに金利が低下する時期」は手持ちの債権を売って徐々に株にシフトする。
   (金利が低下するにつれ、債券価格は上昇して行く。
    「不況の長期化」とか「デフレの深刻化」と言ったところで、そんなことにビクともしない企業の株だけを買って置けばいい。
    日本経済の低迷や株式市場全般の不振で、「不況」と言われるさなか殆どの株が十把ひとからげで売られて行く。
    玉石混交で売り叩かれるこういう時は玉を拾う大チャンス、絶好の「株の買い場」で、株が大暴落しようものなら喜んで買い向い、「日本経済新聞」のトップに「世界同時株安」という文字が躍っていたら、どんどん狙っていた株を買って行くそうです。)

(4) 「景気回復の兆しが出て来る時期」は市況関連株を買う。
   (市況関連会社は不況時に経費削減・設備投資削減で供給も削減しているが、景気回復の兆しが出て需要が増加して来ると設備稼働率が向上して、業績が一気に好転する習性があり、それまでの不況の間に売り叩かれて株価は相当な安値に置かれている。
    市況関連株は、株価が安値圏にある景気回復の初期段階が買い時で、需要増に対応する為の設備投資が検討され始めたらもう売り時、景気が過熱する前に全て売ってしまうのがいいそうです。)

(5) 「市況関連株が上がると、続いて優良株が上がり、最後は金融相場でどんな銘柄でも上がる」という株価上昇の順番に従って手持ち株をどんどん売って行く。
   (景気変動の波に乗って株価が上がって来る順番があるので、手持ち株の売りもこの順番で行って行く。
    チマチマと相場を追い掛けイライラしながら上値を買わなくても、景気循環の大きなリズムに乗って益出しリターンを積み重ねれば気が付いたら資産が2倍3倍になっているそうです。)



《 「澤上ファンド」の投資指針:景気循環投資 》

(1) 長期投資家として5年、10年のスパンで物事を見ていく。
   (いつから株価が上昇に転じるかなんて事を考えていてはとても買えない、最低でも5年後をイメージして投資判断を下すそうです。
    ちょっとした出来事で株価が下にブレることがあるが、10%や20%程度の値下がり率は誤差の範囲と考える気持ちのゆとりを持つ事が大事だそうで、景気が本格的に回復すれば株価は今の水準に比べて簡単に2倍、3倍に跳ね上がるからだそうです。)

(2) 自分のリズムで安い時にはとにかく買う、高くなったら売る、また安くなったら買う。
   (ちょっとマーケットに逆風が吹いたからと言って騒いでいるようでは駄目、下がったところは徹底して指値買い下がりして行く姿勢が大事だそうで、好景気の時は黙って売って行くものだそうです。
    1年に2・3回大きく下げる場面が必ずあるので、其の時までじっと待って買い出動し、お祭りのように皆が買いに回っている時は複数単位持っていれば一部を売って行くのだそうです。)

(3) 自分が5年でも6年でも持ち続けたいと思える、憧れのような銘柄しか買わない。
   (今後5年、10年を掛けて応援したいと思う企業で、潰れる心配が無く、かつ積極的に攻めている会社、厳しい経済情勢の下でも将来に向けて頑張っている会社を選ぶそうです。
    一般的にいい銘柄だと思えるのは大体1ヶ月だけというのが多く、景気循環投資では5年、6年、7年にも渡って投資するのでその数年間の間、いい銘柄だと思って保有し続けられる銘柄は意外に少ないのだそうです。
    企業の経営を見極める時に、PERが何倍だとか、業績が増収増益だとか、必要以上に数字に囚われてはいけないそうで、この会社は何をやっているのか、或いは日本や世界にとってどれだけ重要なビジネスを展開しているのかという視点を大事にすべきで、みんなが重要と思えばそういう会社の製品が買われ、結果的に業績も向上するのだそうです。
    5年又は10年後の其の会社のバランスシートを6パターン位予想して銘柄判断しているのだそうです。
    従ってリストラしながら次の戦略に向けての投資をしているのであれば、例え赤字決算企業であっても構わないのだそうです。
    但し実績の積み上がってない新興市場株や社会正義・通念から応援するのはどうかと思う消費者金融株〔所謂サラ金株〕を除外、又氏の自然治癒自己免疫主義等から薬品株も除外するそうです。)

(4) 株式相場が強い時(株価が上昇している時)は買わないで、明日暴落したら自分は何を買おうかと考える。
   (誰しも上がっている時には買いたいと思いがちですが、暴落した時はやっぱり止めとこうと思う銘柄がほとんどだそうで、だけどそういう暴落時でも買ってみたいと思える銘柄があれば、そういう銘柄を買うのだそうです。)

(5) 短期売買でいいとこ取りするのではなく、企業が経営的につらい時でも、その企業が応援したくなるようなところであれば、一緒に頑張ろうじゃないかという意識で投資する。
   (長期投資家は企業の発展、経済の発展に積極的に貢献するという意識を持つことが大事だそうです。
    只、在り来たりな「銀行と一緒に粛々と再生の道を歩む」ような所謂銀行管理下の再生企業に成り下がったのではつまらないので、「応援する気持ちが無くなったら売る」のだそうです。)



《 「澤上篤人」氏の景気見通し 》

氏は下記「投資の達人 株」本の中で、通常なら景気低迷から3年程度で景気の山が訪れるが、日本はまだ不況から抜け切れていないので、「谷深ければ山高し」で大きな山が6・7年後(2011〜2012年)に来ると見ているそうで、その大きな山がまさに大きな値上がり益が取れる「株の売り時」、その景気が過熱し始めた時がいよいよ「株の売り時」、今少し上がったからといって売ってしまってはもったいないと考えているそうです。



《 「澤上ファンド」の組み入れ銘柄上位10傑例(2002年11月) 》

順位    銘柄名      組み入れ比率
 1位   松下電器産業   1.26%
 2位   三洋電機     0.99%
 3位   デンソー     0.92%
 4位   トヨタ自動車   0.88%
 5位   シャープ     0.80%
 6位   ローム      0.80%
 7位   日立製作所    0.79%
 8位   住友電気工業   0.75%
 9位   ソニー      0.74%
10位   住友金属工業   0.74%



《 「澤上ファンド」の仕込み例(2002年11月上位5銘柄) 》

銘柄名       購入額   買い株数   平均買い単価  参考バブル後最安値  参考'06/02/03株価  上昇率
東レ      5980万円  230千株    260円     230円      972円    3.74倍
三井造船    5800万円  500千株    116円      77円      414円    3.57倍
ホギメディカル 5020万円   10千株   5020円    4110円     5930円    1.18倍
三菱樹脂    4992万円  312千株    160円     136円      439円    2.74倍
日立金属    4890万円  150千株    326円     280円     1415円    4.34倍



《 「澤上篤人」氏に関する記述がある関連図書・資料 》 (発刊順)


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(4) 月刊「ネットマネー」 【産経新聞社編刊、2014年12月号、¥750】

「2020年への長期投資」と言う観点での相場環境分析と、外人買いは円安が進めば進む程増える、外人買いはまだ増え始めたばかりで5年後に大爆発、銘柄選択は長寿製品を抱える企業は長く収益に貢献するからとし、純益だけでなく経費も合わせた額が伸びて来ているかをチェックするとの事。


(3) 季刊「ダイヤモンド・マネー」 【ダイヤモンド社編刊、2006年(平成18年)春号、¥980】

「5年間持ち続けたくなるような会社の株だけに投資しなさい」という表題の氏へのインタビュー記事が6ページに渡って掲載されています。

’99年の「澤上ファンド」創設時から’05年まで毎12月時点の組み入れ上位銘柄リストが公開され、氏の長期投資の銘柄絞込み選定方法や売り買いのタイミングについても分かり易く述べられています。


(2) 「投資の達人 株」 【毎日新聞社編刊、エコノミスト増刊平成17年8月1日号、¥900】

「投資のプロが語る売りの極意」というコーナーで、「景気循環の波に乗って売り時をつかむ」と題した氏の語りが紙面1ページ弱の記事で掲載されています。

大きな好・不況の波に合わせて株を買い、そして売る、そのリズムを何よりも大事にすると力説され、景気循環に即した投資手順が述べられています。


(1) 「日経マネー」 【日経ホーム出版社編刊、平成15年2月号、¥600】

「マネー講座」というコーナーで、「澤上篤人の”株”ニンマリ運用術」と題した氏の「さわかみファンド」のノウハウをこっそり教えますと、紙面見開き2ページの記事で掲載されています。

投資家は勝ち残り企業の応援をしていれば不況でも何も心配する事は無い、十把ひとからげで売り叩かれたところは玉を拾う大チャンスと説き、「さわかみファンド」の組み入れ銘柄例や仕込み銘柄例も掲載しています。




―― 続く(増補改訂に乞うご期待) ――



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