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| 『知ってましたか』イングランド銀行に勝った男 JOYTEX 「お大尽への道」シリーズ |
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Last Update : Mar.05,'12.
《 「イングランド銀行に勝った男」とは「ジョージ・ソロス」氏 》
氏は1973年にジム・ロジャーズ氏と共同でヘッジファンド「クォンタム・ファンド」を創設し、わずか10年間で脅威の4200%というリターンを実現し、同期間のS&P上昇率は47%だったのでジム・ロジャーズ氏と共に”伝説の投資家”として賞賛された、ジム・ロジャーズ氏との役割分担は氏がトレーダー役をジム・ロジャーズ氏がアナリスト役を担っていたそうです。
氏は1992年に100億ドルの英ポンドの空売りを仕掛け、イングランド銀行の防戦買いに打ち勝ち、11億ドルの儲けを叩き出した事で知られ、又、1997年のアジア通貨危機を引き起こした張本人と当該国から名指しされてもいます。
氏は110億ドル(1.3兆円)の個人資産を持った民主主義普及の篤志家(とくしか)としても知られ、母国ハンガリーを始め東欧諸国を”開かれた社会”に導くべく教育機関への年470億円もの援助、イラク侵攻へと米国をミスリードしている現ブッシュ米共和党大統領の政策に反対して民主党対立候補への反ブッシュ援助32億円など多額の寄付行為でも有名です。
《 「ジョージ・ソロス」氏の投資方針
:振り子投資 》
「市場は常に間違っている」として「行き過ぎたものには必ず修正運動が起こる」という観点から、1992年英ポンドの行き過ぎ高を読み切って敢然と英ポンドの空売りを敢行、イングランド銀行の防戦買いに打ち勝って11億ドルの収益を上げた。
―― 続く(増補改訂に乞うご期待) ――
《 「ジョージ・ソロス」氏の相場見通し 》
「日経ビジネスオンライン」(平成24年1月27日付)によると、氏は「ギリシャのデフォルト(債務不履行)を引き金に世界的な金融システムのメルトダウンが起こりかねない。2012年にその悪夢のシナリオをたどらなかったとしてもユーロ圏はデフレ・スパイラルの悪循環に陥りかねない。」と警告したそうです。
下記「週刊現代」(平成21年8/22、8/29合併号)インタビュー記事中にあるように、更なる底割れの危険性、スタグフレーションになる危険性を警告している。
伝え聞くところによると、オーストリアでのインタビューで氏は、「サブ・プライム・ローン問題は第2次世界大戦以来の金融危機、戦後最悪の金融危機だ」と語ったそうです。
又、氏はドル資産を持ちたくないと言っているそうで、既にアメリカの家を売って北京に移り住んでおり、「これからはアジア投資だ」と本格的にやる気になっているとか。
《 「ジョージ・ソロス」氏に関する記述がある関連図書・資料 》 (発刊順)
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(3) 「週刊現代」 【講談社編刊、平成21年(’09年)8/22、8/29合併号、¥350】
氏への3頁にわたるインタビュー記事ですがリーマンショックを予告した氏は、各国の金融緩和・景気対策で株価が上昇景気持ち直し感が拡がっているが2つの危険があるとし、1つはリーマンショック後の急激な景気悪化対応で何とか在庫一掃を果たした企業が景況感好転景気回復期待で再び在庫積み増しに動いて今度は在庫が掃けていかないことに直面すると氏は更なる底割れそれも1回では終わらないという危険性を警告、2つ目に不景気の中の物価上昇・金利上昇所謂スタグフレーションになる危険性を警告、氏は対策として徹底して銀行へ資本注入する必要が有ると説いているが、オバマ大統領は銀行への資本注入を中途半端にしかやっておらず、このままでは日本の二の舞いで「失われた10年」を繰り返す事になると。
(2) 「週刊現代」 【講談社編刊、平成18年(’06年)11/4号、¥350】
ランダムハウス講談社から自身の著書「世界秩序の崩壊」の出版記念で来日した氏への3頁にわたるインタビュー記事ですが、「日本株式市場は買いだ」のタイトルで、米国・中国の将来に不安視見通しから相対的に日本株が有望というもの、海外からの資金流入で維持されていた米ドル高も2007年には米景気減速が世界に波及、海外からの資金が逃げ出して緩やかにドル安に向い、米不動産バブルもうまくソフトランディング出来るかどうかと懸念、原油価格はこれ以上下がらないだろうが資源不足の点は変わらない、対テロ戦争の失敗など世界秩序は崩壊した等としています。
(1) 「世界秩序の崩壊」 【ジョージ・ソロス著、ランダムハウス講談社刊、 】
―― 続く(増補改訂に乞うご期待) ――
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